コラム

2023.12.16
発達障害について

発達障害のある子に向いているお手伝い

発達障害を持つ子どもたちにとって、家庭でのお手伝いは自立のスキルを身につける良い機会です。
お手伝いを通じて、責任感を学んだり、家族の一員としての自信を深めることもできます。
しかし、どのようなお手伝いが適しているか、迷ってしまう保護者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、発達障害のある子どもに向いているお手伝いと、効果的に取り入れる方法についてご紹介します。

【お手伝いを選ぶ際のポイント】

・子どもの興味や強みに合わせる
子どもが興味を持っていることや得意なことに関連するお手伝いを選びます。

・簡単なタスクから始める
複雑なタスクは避け、簡単で理解しやすいものから始めます。

・段階的に進める
子どもが一つのタスクに慣れたら、少しずつ難易度を上げていきます。

【発達障害のある子どもに向いているお手伝い】

1. 簡単な整理整頓
おもちゃを片付ける、本を棚に戻すなど、単純で明確な整理整頓のタスクは、始めやすく達成感を感じやすいです。
物の分類や整理のスキルを養うだけでなく、集中力を高めるのにも役立ちます。

2. 食事の配膳下膳
食事の準備や後片付けに関わるお手伝いは、日常生活スキルの習得に役立ちます。
お箸や取り皿を並べるテーブルセッティングや簡単な取り分けなども、安全におこなえる範囲で参加してもらいましょう。

3. 植物の世話
庭の手入れや植物の水やりは、子どもたちに自然と触れ合う体験させる良い機会です。
また、季節の変化や植物の成長を観察することにより、科学的な好奇心を刺激することもできます。

4. 簡単な掃除
ほうきで掃く、布で拭くなど、単純な掃除も適しています。
最初は大人が一緒に参加し、モデルとなる行動を見せましょう。

5. 料理の手伝い
野菜を洗う、食材をちぎる、混ぜるなど、簡単で安全な料理のお手伝いもおすすめです。
楽しく食べ物に対する関心を深めることにもつながります。

【効果的なサポート方法】

・具体的で明確な指示を出す
・一貫性を持たせる
・一緒に取り組む
・ポジティブなフィードバックを与える

発達障害のある子どもたちが家庭内のお手伝いに参加することは、自立と成長に大きく寄与します。
適切なレベルのお手伝いを通じて、子どもたちは日常生活に必要なスキルを身につけたり、家族としての一体感を感じることができるからです。
大切なのは、焦らずその子のペースに合わせて、成功体験できる環境を用意することです。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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