2024.01.31
発達障害について
特性を理解し寄り添うということ - 子どもの一番の理解者であるために
すべての子どもたちには、それぞれ特性と個性があります。
特に発達障害のある子どもたちを理解し、支えるためには、保護者様または周囲の大人が「一番の理解者」であることが重要です。
今回は、発達障害のある子を理解し寄り添うには、どうしたら良いのかについて考えてみましょう。
【子どもの特性を理解する】
発達障害のある子どもたちには、コミュニケーション、社会的相互作用、感覚処理など、さまざまな面での特性があります。例えば、自閉症スペクトラム(ASD)の子は、非言語的コミュニケーションが難しいかもしれません。
また、注意欠陥・多動性障害(ADHD)の子は、集中するのが苦手で、落ち着きがないことがあります。
一人ひとりのニーズを理解するためには、観察とコミュニケーションが重要です。
その子が何に興味を持ち、何に困っているのかを注意深く観察し、質問を通じてその子自身の声を聞いてみましょう。
【寄り添うとは】
①受け入れの姿勢その子の特性や、他の多くの子どもたちとのちがいを受け入れることが、寄り添う第一歩です。
一人ひとりが持つ個性や能力を肯定し、困難に直面している場合は、まず共感することから始めましょう。
②サポートの提供
子どもの興味や強みを活かしながら、困難な領域でのサポートをおこないます。
例えば、社会的なスキルを学ぶために、「家庭でできるソーシャルスキル」を取り入れることなどが挙げられます。
③環境の調整
子どもが快適に感じられる環境を整えることも重要です。
例えば、感覚過敏を持つ子どものために騒音が少ない静かな場所を提供するなど、環境を調整しましょう。
④コミュニケーションの工夫
子どもに対して明確で理解しやすい言葉を使い、複雑な指示は簡単なステップに分けて伝えます。
⑤ポジティブなフィードバック
子どもが成功体験を積むためには、小さな進歩にも注目し、ポジティブなフィードバックを与えることが効果的です。
⑥感情の共有
子どもと感情を共有し、感情表現の手助けをすることで、子どもは自分の感情を理解しやすくなります。
子どもの特性を理解し寄り添うことは、子どもたちが自分自身を受け入れ、自信を持って成長するために不可欠です。
保護者様や周囲の大人が子どもの「一番の理解者」になることで、発達障害のある子どもたちも自分の可能性を最大限に発揮し、充実した人生を送ることができるはずです。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
