コラム

2024.02.02

低緊張とは? - 子どもの発達を促す支援について

低緊張(または筋緊張低下)は、筋肉の通常よりも弱い緊張状態を指します。
特に子どもの発達において、低緊張はさまざまな影響を及ぼすことがあります。
今回は、低緊張の特徴と症状、原因、そして発達を促す支援について詳しく解説します。

【低緊張とは】

低緊張は、筋肉の緊張が通常よりも弱い状態を指します。
この状態では、筋肉が適切に体を支えるのに必要な力を発揮することが困難になります。
特に幼児期に見られることが多く、子どもの運動能力や身体的な活動に影響を及ぼす可能性があります。

【特徴と症状】

低緊張の子どもは、以下のような特徴や症状を示すことがあります。

・筋肉の弛緩
子どもの筋肉が脱力状態にあり、体が柔らかく感じられることがあります。
赤ちゃんの場合は、抱っこすると体がぐにゃっとしなる感覚です。

・運動能力の遅れ
歩行の開始が遅れたり、走る、ジャンプするなどの運動技能が発達するのが遅い傾向にあります。

・姿勢の問題
正しい姿勢を維持するのが難しく、座る、立つ時に支えが必要な場合があります。

・疲労しやすい
日常の活動でも疲れやすいという特徴があります。

【原因】

低緊張の原因は多岐にわたりますが、以下のようなものが含まれます。

・遺伝的要因
低緊張は遺伝的な疾患に関連する場合があります。

・神経系の問題
脳や神経系の障害が低緊張を引き起こすことがあります。

・発達障害
自閉症スペクトラム(ASD)などの発達障害を持つ子どもは、低緊張を示すことがあります。

【発達を促す支援】

低緊張の子どもへの支援には、以下のような方法があります。

・理学療法
筋力を強化し、身体的な機能を改善するための運動をおこないます。

・作業療法
日常生活のスキルを習得し、自立を促進するためのサポートを提供します。

・適度な運動
筋肉を強化し、協調性を向上させる運動や活動を実践します。

・教育的支援
学校や家庭での適切な教育的介入が、運動技能の向上にも役立ちます。

・家庭での支援
家庭でも適度な運動や活動を取り入れることで、子どもの運動発達を支えます。

低緊張は多くの場合、早期に適切な対応をおこなうことで、子どもの身体的および運動的発達を促すことができます。
療育施設や専門家と連携し、家庭でのサポートも取り入れることで、子どもたちがそれぞれの能力を最大限に発揮できるよう支援していきましょう。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

無料体験レッスン お問い合わせ / 資料請求