コラム

2024.02.15
幼児期の発達

遅生まれと早生まれ、子どもの発達に影響は?

子どもの誕生月は、その後の学校生活や発達に影響を与えるとよく言われます。
特に、学年の中で年長になる遅生まれの子どもと、年少になる早生まれの子どもとの間で、どのような発達のちがいが見られるのか、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、この疑問に答えるべく、さまざまな研究結果や専門家の意見をもとに、遅生まれと早生まれの子どもたちの発達のちがいについて探ります。

【遅生まれの子どもたちの利点】

遅生まれの子どもたちは、学年で最も年長になります。
この数ヶ月の差は、特に幼児期において、身体的な成長や認知能力の発達において有利に働くことがあります。
遅生まれの子どもたちは、以下のような利点を持つことがあると言われています。

・身体的な成熟度
身体的に成熟していることが多く、スポーツや身体活動において有利な場合があります。

・認知的発達
学校入学時に認知スキルがより発達していることが多く、学習における初期の成功体験につながりやすいです。

・自信の構築
クラス内でリーダーシップを取りやすく、自信を持って活動に参加するきっかけとなることがあります。

【早生まれの子どもたちの挑戦】

一方で、早生まれの子どもたちは、学年で最も年少となり、いくつかの挑戦に直面することがあります。

・身体的な発達
身体的に他の子どもたちよりも小さいことが多く、スポーツなどの身体活動で不利になることがあります。

・学習への影響
学校での学習において、早生まれの子どもたちは、集中力や認知的なタスクにおいて苦労することがあると報告されています。

・社会的・感情的な発達
年少であることは、クラスメイトとの関係構築や自己評価に影響を及ぼすことがあります。

【発達におけるちがいはある?】

遅生まれと早生まれの子どもたちの間に発達のちがいがあるかどうかは、研究によってさまざまな結果が示されています。
一般的には、生まれた月による差は、子どもが成長するにつれて徐々に小さくなるとされていますが、幼児期や小学校低学年の段階では、子どもの学習や社会生活に影響を与えることもあると言えるでしょう。

【対策とサポート】

①個別のニーズに対応する
子ども一人ひとりの発達のペースを尊重し、必要に応じて追加のサポートを提供します。

②ポジティブなフィードバック
子どもの自信を育むために、小さな成功を認めて称賛します。

③社会的スキルの育成
友達との関係構築や感情表現のスキルを養える活動を取り入れます。

まとめ

遅生まれと早生まれの子どもたちの発達には、一定の差がありますが、これらのちがいは時間と共に緩和されることが多いです。
重要なのは、子どもたち一人ひとりが自分のペースで成長し、発達するためのサポートを受けられることだと考えています。

今回のコラムでは、遅生まれの子の方が、身体的な成長や認知能力の発達において有利に働くことがあると解説しましたが、次回のコラムでは、早生まれのメリットについて考察します。
早生まれであることの独自の強みとは、どんなものなのでしょうか?ぜひご覧ください。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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