コラム

2024.02.25
発達障害について

支援学校卒業後の道は? - 発達障害のある子どもの未来に向けて

発達障害のある子どもたちにとって、支援学校を卒業するという節目は大きな転機となります。
特別支援学校高等部を卒業したその先の人生は、どのようなものになるのでしょうか?
発達障害に対する社会の理解が深まり、多様な支援制度や就労機会が整ってきている今、卒業後の選択肢も以前に比べて広がってきています。
今回は、支援学校卒業後の子どもたちが歩むことのできる様々な道と、そのための準備についてご紹介します。

1. 就労への道

多くの卒業生が選ぶ道です。
障害者雇用を積極的におこなっている企業では、それぞれの能力を生かした職場環境が用意されています。
また、学校や企業、公共機関が提供する就労支援プログラムなどを利用することで、スキルや能力に合った職場を見つけることができます。

2. 専門学校や大学への進学

特別支援学校卒業生も、興味や能力に応じて、専門学校や大学への進学が可能です。
一部の学校では、特別な入学試験や支援体制が用意されています。
サポートの例としては、授業のアクセシビリティ向上、試験時の配慮、カウンセリングサービスの提供などが挙げられます。
高等教育を受けることで、専門的なスキルや知識を身につけ、将来の職業選択の幅を広げることができます。

3. 就労移行支援施設での学び

支援学校の卒業生には、様々な就労支援プログラムを利用する道も開かれています。
就労移行支援施設では、実践的なスキルトレーニングや職場体験を通じて、社会で働くための準備をおこないます。
社会人基礎力を高めるためのプログラムや、特定の技術を学ぶための職業訓練校もあります。
これらの施設やプログラムは、将来の就職に役立つ実践的なスキルを身につけることを目的としています。

【ゆたかカレッジとは?】

自立訓練(生活訓練)事業と就労移行支援事業を組み合わせた多機能型事業所「ゆたかカレッジ」で学ぶという選択肢もおすすめです。

特別支援学校高等部卒業後に、「もっと学びたい」という意欲を持った子どもや、「わが子にもっとゆっくりと教育を受けさせたい」と願う保護者様の声も多く聞かれます。
「ゆたかカレッジ」は、このような切実な願いや思いを受けとめ設立された、教育と自立支援の機会を提供する多機能型事業所です。

4年間のうち、前半の2年は教養課程として自立訓練(生活訓練)を、後半の2年は専門課程として就労移行支援をおこないます。
資格取得支援が豊富で、学生本人が興味のある資格、就労に必要な資格の取得を目指して、支援員のサポートのもと日々計画的に学習することが可能です。

また、年間を通してさまざまな行事があり、同世代の仲間たちと一緒に、日本の四季を楽しめる活動に取り組めることも魅力の一つです。
4年間の学びは、学生たちに大きな成長をもたらし、高い就職率と定着率を誇っています。
ゆたかカレッジHPはこちら

まとめ

発達障害のある子どもたちにとって、支援学校卒業後の道は多岐にわたります。
重要なのは、一人ひとりの特性や障害の程度を見極めて進路を選ぶことだと考えます。
ですが、膨大な情報を集め、そこから子どもに合った進路を選んでいく過程では、迷いが生じる方がほとんどです。
そんな時は、教育者や支援者にたくさん相談し、本人の希望を聞き取りながらご家族で話し合って、最適な道を探っていきましょう。
子どもたちが将来に向け自信を持って一歩を踏み出せるよう、私たちも全力でサポートします。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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