2024.03.06
幼児期の発達
園や学校でいじわるに直面した時、親がとるべき対応は?
子どもが保育園や学校で友達からいじわるをされていると知った時、親としては心配で怒りや無力感に駆られるかもしれません。
このような状況で最も重要なことは、冷静に対処し、子どもが安全でポジティブな環境で成長できるようサポートすることです。
今回は、園や学校でからかいやいじわるに直面した時に親がとるべきステップをご紹介します。
1. 子どもの話をじっくり聞く
子どもがいじわるをされていると感じた時、まずは落ち着いて話を聞いてあげましょう。否定的な反応や過剰な反応は避け、安心して全てを話せるような環境を作ってください。
この時、親自身の感情は抑えて、具体的な事例や子どもが感じた感情について尋ねることが大切です。
2. 担任の先生に連絡する
子どもから話を聞いた後、事態の深刻さに応じて、園や学校の先生に連絡を取りましょう。この時に重要なのが、非難の姿勢を避け、事実を冷静に伝え、協力を求める姿勢です。
園や学校側も子どもたちの安全と幸せを第一に考えていますから、具体的な解決策を一緒に考えてくれるはずです。
3. 子どもの心のサポートをする
子どもが自信を失わないよう、感情面のサポートを強化します。いじわるをされたの経験が自尊心に影響を及ぼすことがあるため、その子の長所をほめたり、好きな活動を通じて自信を育てたりすると良いでしょう。
4. 解決策を一緒に考える
子どもと一緒に、この問題にどう対処するかを考えてみましょう。友達との健康的な関係の築き方や、自己防衛の方法、いじわるをされた時にどう反応するかなど、具体的な対策を一緒に考えておくと安心です。
5. 対人関係のスキルを教える
他の子どもとの関わり方を学ぶことは、今後の人生においても非常に重要です。共感や優しさ、境界を設定する方法など、基本的な対人関係スキルを教えましょう。
また、自分の感情を適切に表現する方法や、困った時に大人に助けを求めることの大切さも伝えましょう。
6. 園や学校と連携を保つ
担任の先生と定期的に連絡を取り合い、子どもの様子や進捗を確認しましょう。園や学校側も子どもの安全と発達をサポートするための措置を講じてくれるはずです。
必要に応じて、他の保護者様とのネットワークを活用することも考えられます。
まとめ
子どもたちが安心して成長できる環境を守るために、親にできることはたくさんあります。まずは子どもの話をしっかり聞き、園や学校と協力して問題を解決していきましょう。
子ども自身が対処法を学ぶことも大切です。
適切な言葉で自分の感情を表現する方法、困った時に大人に助けを求める方法、友達との健全な関係を築くための方法など、一緒に考えて実践することができると良いですね。
これらのスキルは、子どもが自信を持ち、将来的に似たような状況に直面した時に自己防衛するための基盤ともなります。
この経験を通じて、子どもが問題解決のスキルを学び、自信を持って成長できるよう、共にサポートしていきましょう。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
