2024.05.03
発達障害について
発達相談から療育を受けるまでの流れを徹底解説!
子どもの発達に関する懸念が生じたとき、多くの保護者様は何から始めれば良いのか、どのように対応すれば良いのか、迷われることと思います。
療育サービスへのアクセスは複雑に感じることもありますが、一つずつ手順を踏むことで、お子様に必要な支援を受けることが可能になります。
そこで今回は、発達相談から療育を受けるまでの具体的なステップを解説します。
ステップ1: まずは相談から
発達に関する懸念は、保護者様や園の先生などお子様と日ごろから関わりの深い大人によって気づかれることが多いです。同年齢の他の子どもたちと比べて、言葉の発達、運動能力、社会的相互作用などに遅れが見られる場合、専門家に相談することが推奨されます。
初めの一歩として、かかりつけの小児科医や発達支援センターに相談することから始めましょう。
ステップ2: 専門的な発達評価
小児科医や発達支援センターのスタッフは、一般的な問診や健康診断をおこない、必要に応じて発達専門家を紹介してもらえます。発達専門家による評価は、子どもの認知的、身体的、感情的、社会的スキルを詳細に調べることを含みます。
年齢に応じてさまざまな発達検査があり、複数を組み合わせることでより的確な結果が得られます。
ステップ3: 通所受給者証の取得申請
専門家によって必要と判断された場合は、療育に通うために必要な「通所受給者証」を取得します。発達障害の診断がついていない、発達がゆっくりな子やグレーゾーンの子でも、必要と判断されれば取得可能です。
医師の意見書または診断書(療育手帳、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳など)を持参し、管轄の役所福祉課にて申請しましょう。
ステップ4: 療育施設選び
福祉課で療育サービスの利用と支給量(月に利用できる日数)が決定され、ご自宅に「通所受給者証」が送られてきます。利用可能なサービスを確認し、子どものニーズに合った施設を選定しましょう。
行政が運営しているものから社会福祉法人が運営しているもの、NPOや民間のものなど、多様な施設があります。
療育プログラムの内容はもちろん、自宅から通いやすい場所にあるか、指導員の雰囲気や対応は丁寧かなども重要なポイントです。
ステップ5: 療育サービスの開始
受給者証の内容に合わせて、また、療育施設でのアセスメントによって個別支援計画を作成します。この計画は、子どもの特定のニーズに合わせてカスタマイズされ、療育における具体的な目標と支援の方法が記載されます。
そしてこれに基づき、子どもはさまざまな療育サービスを受け始めます。
まとめ
療育と聞くと、手続きが難しそうに感じるかもしれませんが、療育手帳や診断書がなくても医師が必要と判断すれば利用できることがあります。成長がゆっくりな子どもや日常生活で困っている子どもをサポートするため、療育を上手に活用していきましょう。
療育サービスを受けるまでの流れでわかりづらい点がありましたら、コペルプラス各教室までお問い合わせください。
保護者様と専門家が協力し合うことで、子どもたち一人ひとりが必要とするサポートを提供できるようになります。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
