コラム

2024.07.04
幼児期の発達

園や学校のプールが苦手! 水を嫌がる子どもにどう対応する?

本格的な夏の到来とともに暑い日が多くなり、多くの園や学校でプールの授業が始まりました。
しかし、プールが苦手な子どもたちにとっては、この時期がストレスと不安の原因になることがあります。

水を嫌がる子どもたちに対して、どのように対応すればいいのでしょうか?
今回は、プールを楽しむための具体的な対応方法についてご紹介します。

【なぜ水を嫌がるのか?】

まず、子どもが水を嫌がる理由について考えてみましょう。

・過去の恐怖体験
急に水に入ってびっくりしたり、顔に水がかかるのが怖かったなどの経験があると、水への恐怖心が強くなることがあります。

・感覚過敏
一部の子どもたちは感覚過敏があることで、水の冷たさや塩素の匂い、さらには水が肌に触れる感覚が不快に感じることがあります。

・慣れない環境
プールという新しい環境自体が子どもにとってはストレスとなり、安心できない状態で水に入ることが不安を増幅させます。

【対応方法】

以下に、水を嫌がる子どもに対する具体的な対応方法をいくつかご紹介します。

①少しずつ慣れさせる
お風呂で水をかけ合って遊んだり、バケツや洗面器で水遊びをするなど、日常生活で少しずつ水に慣れる練習をしましょう。
初めは少量の水で、徐々に量を増やしていくと良いです。

また、実際にプールに入る前に、プールサイドで見学する時間を設けることも有効です。
水の音や他の子どもたちが楽しんでいる様子を見せることで、プールへの不安を和らげます。

②安心感を与える
初めてプールに入る際には、親や先生が一緒に入ってマンツーマンでサポートすることで、子どもは安心感を得られます。
多くの子どもがいると緊張することがあるため、少人数での練習から始められるとベストです。
個別のサポートがしやすくなり、安心感が増します。

③楽しい活動を取り入れる
プールでの活動は楽しいものであると感じさせることが重要です。
水鉄砲や浮き輪、ボールなどを使って遊びながら水に慣れていけるようにしましょう。

④成功体験を積む
小さな成功体験を積むことで、少しずつ自信をつけることができます。
例えば、プールに足をつけただけでも「今日は足をつけられたね!」としっかりほめてあげましょう。

⑤無理をさせない
無理に水に入れようとすると、かえって恐怖心が強くなることがあります。
子どものペースに合わせて、少しずつ水に慣れていくようにしましょう。
水を嫌がる場合は無理に続けさせるのではなく、一旦休憩を挟んだり、別の方法に切り替えることが大切です。

⑥専門家のサポートを受ける
スイミングスクールや水泳教室に通わせることも一つの選択肢です。
専門家の指導のもとで、安全に楽しく水に慣れることができます。

また、水への強い恐怖心がある場合は、心理カウンセリングを検討してもいいかもしれません。
専門家のサポートを受けることで、恐怖心を克服する手助けが得られます。

まとめ

子どもがプールを嫌がる場合、無理に克服させようとするのではなく、少しずつ楽しく水に慣れさせることが大切です。
家庭での練習やプールの見学、保護者様の付き添いなどを通じて、子どもに安心感を与えながら、水に親しむ環境を整えてあげましょう。

無理をせず、子どものペースに合わせて進めることで、少しずつ水への恐怖心を克服していけると良いですね。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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