コラム

2024.08.06

【小学校高学年向け】読書感想文を書くコツ

前回のコラムでは、小学校低学年向けに読書感想文を書くコツをご紹介しましたが、今回は少しだけレベルアップして、小学校高学年向けの読書感想文のコツをお伝えします。
「どうやって書けばいいの?」と悩む子も多いと思いますが、コツをつかめば、読書感想文を書くことがきっと楽しくなるはずです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!

1. 本を選ぶコツ

まずは、自分が読みたい本を選ぶことが大切です。
興味のあるジャンルや好きな作家の本を選ぶと、読書が楽しくなり、感想も書きやすくなります。
図書館や家の本棚から、興味・関心に合った本を見つけてみましょう。

また、長すぎず、難しすぎない本を選ぶと、最後まで読み切りやすくなります。
あまり難解な本だと、内容を理解するのに時間がかかり、感想文を書くのが大変になります。

2. 読書のポイント

本を読むときに、感想文を書くためのポイントを押さえておくと後で役立ちます。
以下の点に注意しながら読んでみましょう。

①登場人物の気持ち
主人公や登場人物の気持ちを考えながら読みましょう。
彼らがどんな場面でどう感じたかを意識すると、自分の感想を書くときにも役立ちます。

②印象に残った場面
特に印象に残った場面やセリフをメモしておきましょう。
読書中にメモを取る習慣をつけると、感想文を書くときにそのメモが参考になります。

③自分との比較
本の中の出来事や登場人物の行動を、自分の経験や気持ちと比較してみましょう。
自分ならどうするか、同じ場面に立ったらどう感じるかを考えることで、感想文が豊かになります。

3. 感想文の構成

感想文を書くときは、次のような構成を意識すると書きやすくなります。

〈導入部〉
本のタイトル、作者、読んだきっかけを簡単に紹介します。
例えば、「私は『○○』という本を読みました。この本は□□さんが書いたもので、図書館で見つけておもしろそうだったので読み始めました。」という感じです。

〈内容の要約〉
本のあらすじを簡単にまとめます。
主要な登場人物や物語の流れを紹介しますが、あまり詳しく書きすぎないように注意しましょう。
感想文のメインは自分の感想なので、あらすじは短めにします。

〈感想部分〉
読んで感じたこと、自分の意見を詳しく書きます。
印象に残った場面や登場人物の気持ちについて、自分なりの考えや感想を自分の言葉で表現します。
ここでのポイントは具体的に書くことです。
例えば、どのように感じたのか、なぜそう感じたのか、自分だったらどうか、どんなことを学んだかなどを書くと良いでしょう。

〈結論部〉
感想文のまとめとして、本を読んで得たことや自分の成長について書きます。
「この本を読んで、私は□□について深く考えるようになりました。」など、自分にとっての成果を述べます。

4. 具体的な感想の書き方

感想部分を書くときは、具体的に書くことがポイントと述べましたが、以下の質問に答える形で感想を書いていくと、自然と具体的な内容になります。

「印象に残った場面は?」
どの場面が一番印象に残りましたか?その場面で自分がどう感じたかを書きましょう。

「共感できる登場人物は?」
誰に共感しましたか?その登場人物がどんな気持ちだったのか、自分ならどう思うかを書きましょう。

「自分の経験と似ていることは?」
本の内容と自分の経験を比べてみましょう。
同じような経験をしたことがある場合、そのときの自分の気持ちを書きましょう。

「学んだことは?」
本を読んで新しく学んだことや、考えが変わったことを書きます。
どの部分が特に勉強になったのか、具体的に書きましょう。

まとめ

読書感想文は、自分の感じたことや学んだことを文章にまとめる素晴らしい機会です。
今回ご紹介したコツを参考に、自分の気持ちを素直に表現する感想文を書いてみましょう。
難しい言葉を無理に使わなくても大丈夫です。
自分の言葉で、楽しみながら書くことで、読書感想文の宿題がもっと楽しく、充実したものになるはずです。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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