2024.12.26
今年は子どもと大掃除! 掃除を通して育める力と家族の連帯感
年末が近づき、大掃除を計画しているご家庭も多いのではないでしょうか。
忙しい大掃除の時間、子どもに「手伝ってほしい」と思う反面、「かえって時間がかかるかも」と迷うこともありますよね。
しかし、実は掃除を子どもと一緒にすることは、子どもの成長にとって大切な力を育む絶好のチャンスでもあります。
今年の大掃除は、ぜひ親子で一緒に取り組んでみませんか?
【掃除を通して育まれる力とは】
掃除には単に家をきれいにするだけでなく、子どもの成長を支えるさまざまな力を育む可能性があります。①観察力と判断力
掃除をする中で、子どもは「どこが汚れているのか」「どうすればきれいになるのか」を観察し、考える必要があります。この過程で、周囲をよく見る力や、自分で状況を判断する力が育ちます。
②物を整理する力
掃除では、「必要な物と不要な物を分ける」「物をきちんと片付ける」といった作業が欠かせません。これを通じて、整理整頓のスキルだけでなく、物事を分類する力や優先順位を考える力も養われます。
③責任感
自分が担当した場所がきれいになると、「自分がやった!」という達成感を得られます。この体験を重ねることで、自分の役割に責任を持つ気持ちが芽生えます。
④持続力と忍耐力
掃除は、時に地道な作業が求められます。少しずつ時間をかけて取り組む中で、コツコツと努力を続ける力が鍛えられます。
【親子で掃除をすると、こんな良いことが!】
掃除を一緒にすることで、親子のコミュニケーションが増え、信頼関係が深まります。親子で取り組むメリットをいくつかご紹介します。
1. 成功体験を共有できる
掃除を終えて部屋がきれいになった瞬間、親子で達成感を共有できます。「こんなにきれいになったね!」と一緒に喜ぶことで、子どもの自信にもつながります。
2. 自分の役割を理解する機会に
子どもが家の一員として「自分にも役割がある」と感じられる機会になります。「手伝ってくれてありがとう」と感謝を伝えることで、家庭の中での存在感を子ども自身が感じられるでしょう。
3. 楽しい思い出が作れる
掃除というと少し堅苦しく聞こえるかもしれませんが、工夫次第で楽しいイベントに変えることができます。音楽をかけたり、タイムトライアル形式にしたりすれば、子どもも夢中になって取り組めるかもしれません。
【子どもが掃除を楽しむ工夫】
子どもが掃除に積極的に参加できるよう、いくつかの工夫をしてみましょう。1. 年齢に応じた役割を与える
小さな子どもには、軽くて扱いやすい道具を使った簡単な作業を任せます。例えば、雑巾で拭く、ゴミを集めるなどです。 少し大きな子どもには、決まったエリアの整理や掃除機がけを任せると良いでしょう。
2. ゲーム感覚で進める
「誰が一番きれいにできるか競争しよう」「時間内に何個ゴミを見つけられるかやってみよう」など、ゲームの要素を取り入れると、掃除が楽しい活動に変わります。3. ほめるポイントをたくさん見つける
子どもが掃除を頑張っている姿を見たら、すぐにほめてあげましょう。「ここがきれいになって気持ちいいね」「こんなに丁寧にやったんだね!」という具体的な言葉でほめると、子どものやる気がさらにアップします。
【掃除を通じて親子の絆を深めよう!】
掃除は面倒な作業と思われがちですが、親子で取り組むことで特別な時間に変えることができます。一緒に汗を流し、きれいになった部屋を見て喜ぶ経験は、子どもの成長を支えるだけでなく、親子の思い出にもなるでしょう。
今年の大掃除は、ぜひ家族みんなで新しい年を迎える準備をしてみてはいかがでしょうか。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
