2021.07.01
コペルメソッド
子どもの行動、大人の対応
子どもが不適切と感じる行動をしたとき、つい反射的に「だめよ」と声をかけてしまうことがあります。
危険な行動には、すぐに「だめ!」と伝える必要がありますが、そうでない場合にはどうでしょうか?
行動を分析してみましょう。
ある行動をした→先生が「だめ」と声をかけてきた=注意が自分に向いた
つまり「行動の結果、注目を得た」という、子どもにとってプラスの効果が生まれます。
人は誰しも注目されたい欲求がありますから、「注意を向けられた」ことは、たとえ叱られた場合であっても、時としてプラスの効果となり、その行動(やってほしくない行動)を続けさせる可能性につながります。
「だめ」と教えたはずなのに行動が繰り返されるのは、実は大人の対応にも一因があるのです。
では、どのような対応がよいのでしょう。
まず、落ち着いて行動を観察し - (あ、おもちゃを投げた)
少し間を置いて行動の理由を考え - (上手にできなくてイライラしたのかな?)
気持ちを言葉にし - 「うまくいかなかったね」
やるべき行動を肯定的に伝え - 「一緒にしよう、ね」
行動してくれたらほめる - 「一緒にできたね、上手だね」
理想は、このようなイメージです。
もちろん、いつも余裕があるわけではないですが、まずは「反射的に反応しない」と意識するだけでも、子どもの行動はきっと変わります。

執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
