コラム

2020.08.15
コペルメソッド

発達障害でも、成長によって許容する幅を変化させる

子どもに対する時「基準を持って対応する」姿勢が大切だとよく言われるところです。
コペルプラスでも基本はそう考えていますが、「許容する幅」は成長に合わせて変えたほうがよいのです。
例えば0歳の赤ちゃんに、「人前で騒いではいけない」とは求めないですね。
赤ちゃんにはまだ理解できないことを察し、大人の方が騒いでは困る場所を避けたり、まわりも許容したりします。
でも、年齢的に成長するとつい許容する幅が狭くなり、「ほかの子はできているのだから」「いけないことはいけないと教えなければ」と考えてしまいます。
とくに発達障害の子どもに対しては、厳しくしてでもなんとかできるようにと考えてしまいがちです。
そんな時、大人も不安ですね。
「自分が甘すぎるから我慢ができないのだろうか」と、苦しい気持ちにもなります。
子どもは、成長によりできることが増えていきます。
それは、あらゆることについてそうなのです。
「我慢させたからできる」のではなく「できる段階に達したからできる」とも言えます。
今できる段階なのか、まだいたっていないのか、判断が難しいこともありますが、「できないことが多い」のであれば、まだその段階にないのかもしれません。
しつけについても、ほかの課題と同じように、「少しがんばったらできる」ことを基準にしましょう。
「きっとできないだろうな」と思いながら求めても、失敗体験になるだけです。
前述の「人前で騒がない」ことが難しいのであれば、我慢させるより、落ち着くまでその場を去るなど「いけないことを続けない」環境を作ることを考えましょう。
それは、大人も子どももストレスを減らしながら成長する賢い方法だと考えましょう。



執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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