コラム

2020.08.01
コペルメソッド

「苦手の克服」より「できるを伸ばす」という発想

発達障害や発達の遅れ、でこぼこのある子どもに対し、大人はつい「苦手」があることを、気にしてしまいます。
それは、個性よりもまわりとの同調を大切にする、社会的な問題とも言えるかもしれません。
コペルプラスでは、子どもたちの「苦手を克服」するよりも「できること・好きなことを伸ばす」方が大切だと考えています。
子どもの「苦手」をどうにかして、いろいろな工夫を凝らして、克服することに力を注ぎたくなるのは、大人自身の心配の種をなくしてしまいたいからかもしれません。
どの子にも個性があります。
その個性を活かし伸ばしていくことは、実はなにより苦手を気にしなくてすむ方法です。
できないことがあっても、好きで得意なことをして目を輝かせることができれば、できないことは見えにくくなっていきます。
一方で、子どもはまだ成長の途中です。
焦らず楽しむことを優先しながら、さまざまな刺激を届け続けることもまた大切です。
事態を難しくしているのは、「今どうにかして」苦手をなくそうとすることです。
そうではなく、できないことがあってもいいよ、あなたにはきっと得意なことがあるよ、という気持ちで。
でも「好きじゃないから、苦手だから」と決めつけず、ただ事実は事実として、刺激を届けることは続けていきます。
子どもは、見るだけでも学習ができるのです。
そんな姿勢が、子どもの可能性を広げていくと信じます。



執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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