2021.06.01
発達障害について
発達障害の子どもの「困った行動」-1
発達障害のお子様には、大人から見て「困った行動」が起こることがあります。
幼いときは誰しもあること。
公共の場で大きな声を出す
走り回る
こだわりに執着する、などがありますね。
発達に偏りのあるお子様では、一般的な年齢より大きくなっても続いたり、切り替えがより難しかったり、そのために困り感や心配が増えてしまいます。
「困った行動」は、視点によって判断が変わります。
行動を制限する基準を2つ、確認しておきましょう。
1つは「危険や迷惑など実害があること」です。
お子様にもまわりにも、大きな怪我につながる行動はすぐに止める必要があります。
大人が見守っていれば「経験」として、許容できることもあるでしょう。
「迷惑」については、その場面をよく検討することです。
「大きな声を出す」行動なら、まわりに人がいないなど、場合によっては問題ありません。
見知った人の中であれば、多少許容されることもあるでしょう。
困る人がいるときは、やめさせる、あるいはその場を去る必要があります。
(すぐにやめさせるのは難しいので)
もう1つの基準は「大人がどうしても困ること・できないこと」です。
「電車をずっと見ていたい」と主張されても、守るべき約束があれば許してあげられません。
場合によっては、予定を変えて付き合ってあげることもできるでしょう。
ではどうして「許容する」ことを考える必要があるのか、次回のコラムに続きます。

執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
