2021.12.15
発達障害について
「こだわり」への対応

こだわりの源には見通しの苦手さや感覚の偏りによる不安があります。
ですから、すべてなくそうとするのではなく、可能なところは認めつつ対応を考えます。
ではどこまで認めてよいのでしょうか。
その基準は、「どのくらい困るのか」「 だれが困るのか」です。
例えば「毎日同じ服を着たい」こだわりは、洗濯の面倒さはありますが、よく考えるとまわりも本人も、すぐにはそれほど困りません。
少し困るのは洗濯をする大人ですが、同じ服をたくさん買うなどの対策はできます。
そのうえで 、こだわりを少しずつ崩すことも無理せず進めてみます。
似たような服を「これはどう?」と様子を見て時々提案してみる、「いや」と言われても見えるところに置いて見慣れたころに再度「どう?」と声をかけてみる、そのように少 しずつ、結果を急がずに付き合っていくのはどうでしょうか。
場合によっては、こだわりにはまりすぎて本人も困っていることがありますので、それはもう少し介入を深める方法を考えます。
あとは、こだわりの強さは幼児期の特徴でもありますので、成長とともに受け入れの幅が広がる可能性も視野に入れ、見守る姿勢で、マイナスの意識 を植え付けないように、成長に付き合っていけると良いです。
