コラム

2020.02.01
発達障害について

発達の遅れ

「発達の遅れ」を考えるとき、いわゆる「平均的な発達」との比較がなされます。
運動の発達では、生後半年くらいで寝返りをし、1歳頃に歩き出すとか、言葉の発達では、半年頃に喃語、1歳前後で初めての言葉が出るとか、発達を項目ごとに分け、発達の流れと平均的な時期の目安はあります。
それは子どもの発達を見るときに必要な知識です。
ですが、標準に追いつくために必要なのではなく、現在の段階から次のステップを焦らず見据えるために必要なのです。
「発達の遅れ」を感じると、大人はつい心配になり、周りと比べ、周りと同じになってほしいと願うことがあります。
それは間違いなく愛情から始まっています。
どのような愛情かと言えば、大切な子どもが幸せになってほしい、という愛情です。
でも行き過ぎてしまうと、幸せになるという大きな目的を見失い、目の前の小さなできないことをできるようにするのが目的にすり替わってしまいます。
小さなできることを重ねるのは大切ですが、目的ではありません
「平均的な発達」はあくまで知識として、一人一人の子どもの発達を支えるために生かします。
どんな子も、温かく見守る視点で環境を整えてあげると、でこぼこしたり、ゆっくりしたり、一気に加速したりしながら、流れにのって自分で大きくなっていきます



執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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