コラム

2021.08.01
発達障害について

友達との距離感がつかみにくい子ども

「人との適切な距離感を掴むのが苦手」 発達障害の子どもでは、自分の体をとらえる「ボディイメージ」を適切に描けないことも一因です。
5歳くらいになると、親密な友達とそうでない友達を分ける意識が出てきますので、余計に嫌がられてしまうこともあるようです。
実際にそんな困りごとを持ったお母さまから、あるアイディアをうかがいました。
適切な距離のヒントとして、「小さく前にならえ」のポーズで、「腕が当たるよりも近づくと、それは近すぎるんだよ」と教えられたそうです。
具体的で素晴らしいアイディアだと感心し、楽しい課題になりました。
小集団ソーシャルレッスンの取り組みとして、「小さく前にならえ」のポーズをし、汽車になったイメージで音楽にのせて歩きます。
そして、友達と近づいたら「こんにちは!」をするのですが、腕が当たらないように、気を付けます。
上手にすれ違ったらハイタッチ!で「さようなら。」
先生も一緒に、わざと近づく様子を見せたりしながら。
こんなゲームをした後に、「だいすきなお母さんとはギューって抱っこできるけど、友達とはこのくらいがちょうどいいよ」と話します。
近づきすぎた時には「あ!ちょうどいいのは?」と声をかけ、自分の腕を目で確かめて感覚を思い出してもらいます。
「いけません」と注意するよりたのしく、わかりやすく、そんな伝え方ができるようにと思います。



​​​​​​​執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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