2022.03.01
コペルメソッド
文字を書くためのアイディア
きれいな文字を書くためにはある程度の練習が必要ですが、どのくらい必要かは子どもによって違います。
発達障害のために多くの練習が必要な子どももいますが、その場合はより一層楽しめるやり方、苦手をカバーするような工夫が必要です。
学習障害のために文字の音と形を結びつける(音から字の形を思い出す)ことが苦手なら、楽しいイメージを加えてみるのはどうでしょう。
「『う』の字は、『うーっ』とあごが伸びてるお兄さん!」と印象に残るイメージを文字にくっつけます。
「う」を書きたいけど思い出せない…
そんな時に「うーってあごが伸びーる!」とジェスチャーも加えながらヒントを出して、「あ!そうだ!」と子どもが笑顔で思い出せたらとても楽しいですね。
一緒に「じゃあ、『あ』の字はどうかな?」とイメージ遊びにつなげましょう。
文字を難しいものととらえず、楽しい遊びにできたら苦手でも嫌ではありません。
感覚を上手に使えなくてバランスの良い文字が書けないのなら、「先生と双子の字を書こう!」ゲームです。
「一筆ずつできるだけ同じ線(向きも長さも)をまねして書けるかな?」とゲームのように取り組み、文字が完成したら「双子になったね!」と楽しみます。
子どもが先に書く役割をするのも良いですね。
その時にバランスが悪くても指摘なんてしません。
「双子の文字を書くゲーム」ですから。
それでも交代で取り組むうちに文字のバランスをとる感覚が少しずつ身についていきます。
楽しいことは素晴らしいことなのです。

執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
