コラム

2022.03.15
幼児期の発達

子どものできないこと

子どもにできないことがあると大人は「できるようになるためにどうすればいい?」と考えます。
「まわりの子はできるのに」というような場合はより一層そうなってしまいます。

そもそも「子どもができない」と大人が悩むこと、自分はできることがほとんどです。
文字を書く、数を理解する、お箸を使う、悔しくても気持ちを切り替える…
ほとんどの場合、できることでしょう。
ですから「練習すればできる」とつい思ってしまうのかもしれません。
「悔しくても気持ちを切り替える」のは、「私だって上手にできない時もあるけど、でも人前で大声を出したりしない」でしょうから、子どもにもそれを求めてしまいます。

でも本当はどうでしょう?
目の前の子どもにそれができる準備が整っているでしょうか。
まだ生まれてそんなにたくさんの経験をしていません。
悔しい気持ちはがんばりたい気持ちの裏返しです。
大きくなりたい気持ちが強すぎて、今はバランスが取れないのかもしれません。
では「今できること」はどのくらいでしょう?
勝ち負けの悔しいは切り替えが難しいけど、丸い泥団子づくりでも、お片付けタイムトライアルでも、例えばお母さんと協力して取り組んだなら、笑顔で「できなかった、くやしいね!」と言えるかもしれません。

そんな風にして、子どものできないことを見直して、求めるのは「今できること」にしてあげる、それは成功体験であり喜びを分かち合うことになるのでしょう。



​​​​​​​執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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