2020.11.01
発達障害について
発達にでこぼこがあっても、「がまん」ができるために
「がまん」ができるようになってほしい、多くの方の願いだと思います。
社会には、思い通りにならないことが山ほどあります。
それを受け入れることは、人と関わりながら生きていくために欠かせないスキルです。
発達障害の子どもでも、もちろんそうです。
ですから大人は、小さなころから「がまん」をさせなければいけないと考えます。
「なんでも受け入れてしまうと、がまんができずわがままになるのではないか?」と心配して、あえて「がまん」をさせることさえあるのではないでしょうか?
どうしたら「がまん」が、無理なくできるのでしょうか?
まず、幼児期に大切なのは、「自分でできた」という成功体験です。
この「自分で」というのが、大切です。
できないがまんを無理に受け入れさせても「本当はそうしたくなかったのに、自分の思いや欲望は受け入れてもらえなかった」という不満につながることもあります。
それでは、成功体験になりません。
では、どうすればいいのでしょう?
簡単です。
「このくらいならできそう」と思われることを、「がまん」させればよいのです。
満足感が高く前向きな時には、「このくらい、がまんできる?」に対して「できるよ!」と受け入れやすいこともあります。
逆に「これは難しそうだな」と思える時には、どうしたら受け入れられるか、できるだけ工夫します。
日常の中の小さな「がまん」を通して、成功体験を増やしていきましょう。

執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
