コラム

2021.03.15
発達障害について

問題行動 -「伝えたいこと」の表現を教える

「問題行動」は、どうして起こるのでしょうか?
「行動そのものを楽しんでいる」こともありますが、「何かを伝える手段」とも考えられます。
伝えたいのは、「○○をやりたくない」「〇〇をやりたい」の両方があり、さらに「ストレスの回避」もあります。
そう考えると、「問題行動を起こさない」と強いるだけでよいのか?
疑問です。
問題行動をただ抑え込むのではなく、「別の伝え方を教える」という視点で考えてみましょう。
例えば、「いや」「やりたくない」を伝える手段として、「物を投げる」行動があったとします。
「物を投げてはいけません」と教えるだけでは、「じゃあどうやって伝えるのか?」わからなくなってしまうので、「投げる」行動にあまり関心を示し過ぎず(無視ではなく)、「いや」を伝えるほかの手段を考えてみましょう
できるだけ「楽しい伝え方」「やってみたくなる方法」だとよいですね。
顔の前で大きく「×」を作りながら、大げさに首を振って見せ、表情も豊かに手本を示すのはどうでしょう?
大人もその行動を楽しみながらです。
「いや」を言うこと自体は決していけなくありませんから、最初のステップでは「いやと言ってはいけない」とは考えません。
だれかが「楽しんでおこなっていること」はまねしたくなります。
そうですね。
教えるときにはいつでも、その視点からアイディアを考えてみましょう。



​​​​​​​執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

無料体験レッスン お問い合わせ / 資料請求