コラム

2020.07.01
発達障害について

目と手の協応 - 1

療育において「視覚機能」「視覚認知」の重要性が注目されています。
「見て、適切に行動する」ためには、単に視力の問題だけではなく、目から入ってきた情報を脳が情報処理するスキル、それをもとに体を動かして対応するスキルが必要です。
発達障害の子どもたちでは、そのようなスキルが特に苦手な場合があります。
そのようなケースでは、いわゆる「目と手の協応」として「目から取り入れた情報に対して、手を使って適切に処理する」ことを課題としておこないますが、ここでも大切にしていることがあります。
それは「訓練」にしないことです。
苦手なことに対して、「あなたは上手にできないから訓練しますよ」というアプローチを、ついついおこなってしまうことがあります。
それは、苦手なことを練習するプラスの反面、「自分はこれが苦手なのだ」「上手にできないのだ」と感じさせてしまうマイナスにつながりがちです。
大切なのは「いますぐできる」ことではなく、「楽しく取り組みスキルを上げる」ことです。
次回は家庭で簡単にできる2つの課題をご紹介します。



執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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