コラム

2024.05.29
幼児期の発達

子どものやる気を引き出す声掛け - 子どもの自信と意欲を高めよう!

子どもの成長において、やる気は非常に重要な要素です。
勉強やスポーツ、その他のどんな活動においても、子どものやる気があるかどうかで結果は大きく変わります。
では、親として子どものやる気を引き出し、持続させるためには、どのような声掛けをすれば良いのでしょうか。
今回は、子どものやる気を引き出すための具体的な声掛けの例と、その効果について解説します。

【子どものやる気が重要な理由】

やる気は、子どもが自分から進んで何かをおこなおうとする内的な動機です。
やる気があると、挑戦に対して前向きになり、目標達成や自己実現への意欲も高まります。
また、持続的な努力を可能にし、困難を乗り越える力を発揮できるようにもなります。

※行動の動機付けについては、こちらのコラムもぜひご覧ください。

【やる気を引き出す声掛けの重要性】

子どもは親の影響を強く受けます。
親の言葉は、子どもの自尊心や自己効力感に直接影響を与え、やる気を左右する重要な要素となります。
最適な声掛けをおこなうことで、子どもは自信を持ち、挑戦を楽しむことができるようになります。

【具体的な声掛け方法】

①努力をほめる
結果よりも努力を重視することで、子どもは挑戦すること自体を楽しめるようになります。
例:「たくさん練習したね」「一生懸命取り組んでいたね」「最後まで頑張った姿が素晴らしかったよ」「その姿を見られて嬉しいな」

②具体的なフィードバック
「良かったよ」と漠然とほめるのではなく、「この部分が特に良かった」「この部分はこうしたかったんだね」と具体的なフィードバックを与えます。
これにより、子どもは自分の強みと改善点を理解しやすくなり、次へのモチベーションにもつながります。

③自己決定感を尊重する
子どもが自分で目標を設定し、それに向かって努力することを奨励します。
「あなたはどうしたい?」「どうなりたい?」と問いかけることで、子どもが自分の意志で行動できるようサポートします。

④前向きな言葉を使う
子どもが取り組んでいることに対して、ポジティブな言葉掛けを心掛けることで、子どもに勇気と自信を与えます。
例:「あなたならできる」「やってみよう」「もう少しだよ」「ドンマイ、気にしなくていいよ」

⑤小さな成功を大きく祝う
子どもが小さな目標を達成したときには、その成功を大きく祝いましょう。
「すごい!よくできたね!次はこの課題に挑戦してみようか」といった、次のステップへの励ましも効果的です。

⑥失敗を成長の機会として捉える
失敗を学びの機会として認識し、何を学べるかを子どもと一緒に考えます。
例:「次はどうやったらもっと良くなるか考えてみよう」「失敗しても大丈夫、そこから学べることがたくさんあるからね」

【やる気を維持するための環境づくり】

・安心安全な環境を提供する
子どもが挑戦を恐れずに行動できるよう、安心できる環境を整えます。
過度なプレッシャーや批判を避け、子どもの意見や気持ちを尊重しましょう。

・バランスの取れた生活習慣のサポート
十分な休息や栄養、適度な運動を促し、子どもが健康的な生活を送れるようサポートします。
心身の健康が保たれると、やる気を持続しやすくなります。

・多様な経験を提供する
さまざまな活動や経験を提供し、子どもが自分の興味や強みを発見できるようにします。
新しいことに挑戦する機会を与えることで、やってみたいという気持ちが刺激されます。

まとめ

子どものやる気を引き出し、維持させるためには、周りの大人のポジティブな声掛けとサポートが欠かせません。
努力を認め、具体的なフィードバックを与え、自己決定感を尊重することで、子どもは自信を持って行動できるようになります。
また、失敗を恐れず挑戦する姿勢を育てることが、長期的な成長につながると考えています。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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