コペルプラスで咲かせた成長の種
「まわりの子と比べると、成長がゆっくりですね。」
息子が2歳になり、通っている保育園の担任の先生から、発達に対する指摘を受けた。
発語が少ない、言葉の理解が怪しい、物事の覚えが悪い、集団の流れについていけないことがある…等々。発達に対する不安要素を聞き、 母親の私はショックで呆然とした。
そして、息子のできないところばかりに目を向けるようになっていった。
できないことをできるようにしようと躍起になり、絵本やパズルを使って一方的に働きかけるものの、彼は日に日に嫌そうな顔になっていく。
当たり前の結果だろう。母親が難しい顔をしながら、無理やり知識を押しつけようとしてくるのだから。
もちろん、成長速度など上がるはずもなかった。
そんな時、通い始めたのが、児童発達支援のコペルプラスだった。
通所当初、緊張した面持ちで建物に入っていく息子。
指導員の先生方が、笑顔で明るく迎え入れてくれ、少し表情が和らいだような気がした。
その日担当する指導員の先生と、親子分離をして別室に入っていく息子。その様子をマジックミラー越しに見る私。
さて、課題についていくことはできるだろうか…と不安な気持ちで見守る中、息子はいい意味で裏切ってくれた。
指導員の先生が次々と提示する課題。
私も自宅で、オモチャを使って息子に働きかけていたものの、対応の仕方が違った。
できないことを見るのではない。息子自身をしっかりと見て、課題に最大限の興味を向けられるよう働きかけてくれるのだ。
何に興味を持ち、何が得意で何が好きなのか、しっかり向き合って見極め、本人にあった進め方をしてくれる。
私が無理やり知識をつめこもうとしていた時と、表情が全く違う。
課題に興味を持ち、自分から学ぼうとしている姿勢が見て取れる。
こんな真剣な顔、できないことを何とかやらせようとしていた時には、決して見せてくれなかった。
レッスン時間の45分間で、取り組んだ課題の数は約25個。
大人の私でも頭がついていかないほどのたくさんの課題を、息子はレッスンの時間中、ずっと集中して取り組んでいた。
2歳でもこんなに集中力を発揮できるのかと驚かされたものだ。
そして、何より指導員の先生が褒める褒める褒める!
何なら担当をしていない別の先生まで、すれ違いざまにでも褒める褒める褒める!
課題ができた時だけではない。
椅子にきちんと座れた時、挨拶ができた時、ありがとうが言えた時等々、普段の生活では流されてしまいそうな些細なことも、見落とさずに褒めてくれるのだ。
指導員の先生に褒められ、ニヤッと得意気な表情をする息子。
得意げな表情から、自己肯定感が上がり、自信をつけていく様子が伝わってくる。
できないことばかりに注目していたら、見せてくれなかった生き生きとした表情だ。
そんな息子の様子が嬉しくて、つい私までニヤッと笑ってしまいそうになる。
それから、コペルプラスへの通所回数を重ねて半年。
息子はどんどん指導員の先生方に心を開き、ニコニコと笑顔で会話をしながら、課題を楽しく取り組んでいった。
そして、驚くほどの速度で成長していった。
質問に答えられるようになり、
自分の名前が言えるようになり、
複数の指示をこなせるようになり、
抽象概念を理解することができるようになり、
指導員の先生とごっこ遊びができるようになり…
挙げればきりがないほど、様々な面で成長してくれた。
かつて、発達の遅れを伝えてくれた保育所の担任の先生まで驚くほどに。
キラキラの笑顔で、できることを喜び、自信を持って取り組んでいく。
ああ、そうか。子どもの成長とは、強制的にさせようとしてもできるものではなく、本人のやる気があってこそできるものなのだ。
コペルプラスでは、課題への興味を持たせること、褒めて前向きにさせることで、学びたいという気持ちを引き出していた。
学ぶことへの意欲が、息子の成長力に繋がっていたのだ。
当たり前だ。大人だって興味がないことは苦痛だし、認めてもらえなければやる気も出ないのだから。
コペルプラスは、子どもだけではなく、親の私にも大切なことをたくさん教えてくれた。
『子どもの成長とは、花の種を咲かせるようなものである』
そんな言葉を聞いたことがある。
それぞれの子どもが持つ成長という名の花の種。
同じように見える種でも、育つ速度は様々であり、咲かせられる花の種類も違えば咲く時期も違う。
だけど、子どもだけでは自分の種を上手に咲かせられなくて、成長に必要な太陽や水、肥料を与えてあげることで、よりその子らしい花を咲かせられるのではないだろうか。
好奇心・学習意欲・自信
息子はコペルプラスのレッスンで、成長に不可欠なものをたくさん与えてもらった。
そして、自分らしい花を咲かせることができた。
子どもの花を咲かせるために、優しく支えてくれる太陽や水、肥料のような存在…それがきっと、コペルプラスなのだろう。
息子は今日も、楽しそうな顔でレッスンを受けている。
無限の可能性を秘めながら。
