わたしの教室の感動ストーリー

金沢文庫教室
mercy

変な子、ではありません

うちの子は現在、年長さんの元気いっぱいの男の子です。食べる事が大好きな食いしん坊で、電車が大好きな鉄道博士でもあります。
コペルプラスには年少さんからお世話になっています。親子でドキドキ緊張しながら見学に行きましたが、早いものでもう2年が経ちました。

我が子の発達の遅れには2歳ごろから気がついており、役所の心理士さんに相談したり、地域の療育センターでもサポートを受けていました。

年少さんで幼稚園に入園してしばらくすると参観日があり、集団の中で過ごしている息子を見るのは初めてのことだったので、とても楽しみに観に行ったのですが…

親御さんたちが教室にゾロゾロと入って来たもので、いつもと違う状況に驚いた息子はパニックを起こしてギャン泣きでした。先生がなだめてもかんしゃくを起こして机の上のクレヨンを床に投げ散らかしたり、とにかく悪目立ちしてしまいました。

大人しく座って先生の指示を聞けているまわりのお友達との差は歴然で「うちの子は、他の子供たちよりこんなに劣っている」と大勢の前で見せつけられてしまったような気持ちでした。
いたたまれなくて、一生懸命やってくれている先生にも申し訳なくて、涙を堪えるのに必死でした。
他のお母さん達にも「変な子」「おかしな子」と見られているに違いない。うるさくして、授業を邪魔されたと感じて怒っているお母さんもいるんじゃないか?と、とにかく「うちの子がご迷惑をおかけして申し訳ない」という気持ちで私は頭がいっぱいになってしまいました。
参観が終わると玄関ですれ違うお母さん方に片っ端から「うちの子が騒がしくしてすみませんでした」と謝ってまわりました。特に、息子の両隣の席のお子さんのお母さんには何度も謝りました。
担任の先生にも、園長先生にも、お手数をお掛けして申し訳ありません。と謝って謝って参観日を終えました。

どうしてこんなに私は謝っているんだろう。
今日一日で一体何回「すみません」って言っただろう。と辛くて悲しくてとても落ち込みました。

その後も他のお友達との差は目立つようになり、お友達は上手にお絵かきをしていてもうちの子は意味不明な「殴り書き」
工作も、うちの子の作品だけぐちゃぐちゃで何が何だかわからない代物でした。
私は他のお母さん達に「いやーうちの子はもう全然ダメで〜」「○○ちゃんは本当に何でも上手だね〜」と笑って自虐していました。
本当は、他の子よりできない事が多くて目立ってしまっている事が辛くて、授業参観、作品展、お遊戯会など、行くのがだんだん憂鬱になっていました。

自分の子は、可愛いです。
良いところもたくさん分かっています。
それでも、集団の中にいるとうちの子だけが非常に劣っているように見えてしまい、お友達や親御さん達の視線も気になって仕方がありませんでした。

少しでも息子が伸びてくれたら、と児童発達支援施設を探し始め、コペルプラスに通い出したのは年少さんの秋でした。
歌の課題で、息子はちっとも歌おうとせずにそっぽを向いていました。
私は一生懸命やってくれている指導員の先生に申し訳なくて、少しは参加してよ!とハラハラしながら見ていたのですが、先生は「ちゃんと座って聞いていてくれたね!ありがとう!」と褒めてくれたのでとても驚きました。
これはやりたくない!もっとパズルをやりたい!などとワガママを言っても「じょうずに伝えてくれてありがとう!」と褒めてくれました。
少しでも良いところを見つけて褒めてくれるんだな、と、いつも「できない事ばかり」のうちの子がこんなに褒めてもらえた!息子もなんだか嬉しそうだ!と目から鱗でした。

おそらく、息子自身もこんなに褒めてもらえて成功体験を重ねられたのは初めての事だったのだと思います。恥ずかしながら、親である私も褒めるより注意する方が多かったと思うのです。
あっという間にコペルと先生達のことが大好きになり、コペル次はいつ?早く行きたい!と楽しみに通うようになりました。

そして私自身も、療育中に「最近の息子くんはどうですか?今日はきちんとお椅子に座ってお話が聞けていますね」など教室長の先生が声をかけてくれたり、ちょっとした相談に乗ってくれるのをとても嬉しく、息子と一緒に通うのを楽しみに思っていました。

その頃、保護者が用紙に相談や質問を書いて渡すと、後日お返事がもらえるというシステムを先生が試験的に始めました。

私はさっそく「比べてはいけないとわかっていても、やはり幼稚園のお友達と比べては遅れを痛感して落ち込んでしまいます。また、お友達のお母さん方に『変な子』と思われているのではととても気にしてしまいます」…と、相談を書いて先生に預けました。

数日後に頂いた先生からのお返事は、私の宝物になりました。今でも大切にとってあります。

『 …息子くんはひとつひとつ確実に課題をクリアできるようになり、とても成長を感じています。ついお友達と比較してしまうお気持ちはわかりますが、比べるのはお友達ではなく、過去の息子くん自身にしてあげて下さい……

……そして、息子くんは『変な子』ではありません。
『素晴らしい子』です……』

と書いてありました。

私にとっては可愛い子供でも、人に迷惑ばかりかけてしまう子。できない事がたくさんある子だという引け目を感じていたのに、今のままの姿でも「素晴らしい子」ですよと認めてもらえたのは初めてでした。

とても嬉しくて嬉しくて、世界が開けて心が軽くなったような心地でした。

あれから2年近くが経ち、得意なこと、自慢できること、大好きなこと、たくさん見つけてあげることが出来ました。
うちの子の場合、特に文字が得意だという事がわかり、先生達も息子のやる気や自信をさらに伸ばせるよう、たくさん褒めてひらがなの課題を毎回やらせて下さいました。

初めて自分だけの力で書いた言葉は「ママ」ではなく……
『たらこ」でした(笑)
大好きなおにぎりの具です。それでも嬉しくて嬉しくて、ファイルに入れてコペルに持っていき、先生達に見てもらいました。
先生達もとても喜んで、たくさん褒めてくれました。

気がつけば卒園まであと少しです。
コペルの先生達に支えられて、息子の良いところや素晴らしいところに沢山気づかせてもらい、親も子も笑顔で楽しい幼稚園生活を送れました。

心から感謝しています。
小学生になっても、きっと大丈夫!あなたは素晴らしいところが沢山ある子だよ、と温かい気持ちで寄り添っていけると思います。

以上

 

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