わたしの教室の感動ストーリー

八幡教室(新規問い合わせ停止中)
りん

人が人を育てるということ

今年の夏に五歳になった息子がいる。名前は颯斗(はやと)。多動傾向はあるが、明朗で行動力があり本質的な優しさを持つ子どもである。そんな息子とコペルプラスとの出会いは知り合いのママさんからの紹介であった。「知育と情緒を育てるとても良いところがあるよ。」という言葉を聞き無料体験を経て、今では週一回では物足りず週二回通うまでになっている。それでは、息子が夢中になっているコペルプラスでの感動体験を書き綴りたいと思う。
 いつも明るい笑顔と優しい声で出迎えてくださる先生方に息子は安心をしてコペルプラスへ通っている。そして毎回、最高のコミュニケーションスキルが提供され、居心地の良い時間が流れている。息子はそこで、丁寧な人との関わり方を楽しみながら吸収している。これまでに心温まる場面がいくつもあったが、とりわけ印象的な二つの話を紹介したい。
先ず一つ目は、息子が自分に自信が持てるようになった話である。
息子が通所当初から大変お世話になっている亀田先生は、明るい声色と笑顔が特徴の素敵な先生である。レッスンでは、息子が間違えた課題に対しても、その過程のなかで良いところを見つけ具体的に褒めてくださる。それは、息子がふと抱くマイナス的な感情を軽やかに消し去ってくれる。息子の意識が、信頼性のある褒め言葉に向かう。結果ではなく、過程のなかにある努力に自らが価値を見つける瞬間である。いかなる時の自分であろうとも自己を受け止められる経験。これこそが、自己肯定感の土台の釘になるように思う。
あるとき、運動の課題で鉄棒を両手で握って体を宙に浮かせ、鉄棒の真下にあるボールを両足だけで輪から輪へと移動させるという運動があった。息子にはこの課題が難しかったようで、なかなか上手くいかなかった。そのうちに、手が疲れる素振りを見せるも、集中力が途切れることはなかった。恐らく、息子は先生の心から人の成功を願う気持ちになんとか応えたいと思っていたに違いない。また、息子の眼差しからは、成功するであろう自分を信じ、みんなと歓喜する未来を強くイメージしていることが伺えた。
十回は失敗しただろうか、だが息子は諦めようとはしない。先生もまた息子を信じて声援を止めない。そして、ついにその時がやって来た。息子の足がボールを輪の中に収めた。それと同時に、先生が大きな声で心から喜んで褒めてくださった。息子も身体全体を使って喜びを分かち合った。二人が共に成功を望み、緊張から歓喜へ移り変わる情景はなんとも感動的であった。
 この出来事は、この日一日だけで説明のつくことではない。先生の常日頃からの具体的な言葉を用いた称賛が、この日のような息子の志向性を作り上げたと感じている。そして、声援に応えたいという子どものエネルギーが、こんなにも生き生きとした輝きを放つことに感銘を受けた日であった。
 次に二つ目は、人と優しく接することの心地良さに息子が気付いた話である。
 村田先生もまた、息子が通所当初から大変お世話になっている先生である。常に優しい話し方と温かい眼差しで、ありのままの息子を受け入れ思いやってくださる人間的な魅力を感じる先生である。レッスン中の二人からは温かい雰囲気が伝わり、最良な人間関係とはこのことだと思わせてくれる。息子は先生に会うと必ずと言っていいほど嬉しそうにハグをする。先生の温厚なお人柄に息子が魅力を感じていることが、誰の目から見ても一目瞭然の一場面である。
あるレッスンのなかで、息子が手を何かに少しぶつけた時のことだった。先生は「大丈夫?」と心配されながら、すかさず息子のぶつけた方の手を両手で優しく包み込んでくださった。息子も「大丈夫だよ。ありがとう。」という言葉を交わした後に、先生の両手の上に自分の手を当てて優しく包み返した。二人とも実に穏やかな顔つきで微笑み、お互いを大切に思いながら見つめ合っていた。
この情景を見たときに、なんと温かく美しい人間関係だろうかと感動をした。優しさが優しさを生み、二人の間で共鳴をしながら互いの心の癒しになっている。このような経験は、息子の心を確実に豊かにする。将来、息子が他者へ誠実な優しさを与える存在になりうることを想像させられてしまう。また、息子は先生と過ごす時間を心待ちにしている。このような心地良い人間関係を通じて、優しさは心を豊かにすると息子は感覚的に捉えているように思う。これからも、優しさを与え合える経験を数多く積み重ねていって欲しいと願っている。
 これら二つの心温まる体験を通じて息子が送る日常生活に喜ばしい変化が生まれた。
以前はもっと自分を見てもらいたい、認めてもらいたいという他者承認欲求がとても強い子であった。頻繁に「みて!みて!」「すごい?すごい?」と周囲に強く訴えていたことに、やや違和感を抱いていた。しかし、今ではそれらの発言頻度は低く、口調も穏やかになり全く気にならなくなった。そして、人に対して親切に優しく接することを好むようにもなった。家庭では、車から降ろす荷物を率先して持ってくれたり、食器を洗うのを手伝ってくれたりするようになった。また、最近嬉しいことに爪を噛む癖が無くなっていることに気が付いた。
コペルプラスに生き生きとしている息子の姿がある。今を力強く生き抜いていると感じさせてくれることは、親としての冥利に尽きる。人が人を育てることが、こんなにも温かく美しいものであることを初めて知ったように思う。子どもにどう教えるかではなく、教える側の心の在り様が、子どもを人として成長させるということに気付かせられた。今後の家庭教育において、親の心の在り様に気を留めながら子どもと関わっていきたいと思う。
 末筆ながら、この場をお借りし、コペルプラスを通じて息子が人として成長をさせてもらっていることに深く敬意を表すと共に、先生方の日頃のご尽力に感謝を申し上げ終わりの言葉にしたい。

 

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